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読書と人生 [読んだ本]

講談社 文芸文庫

著者: 三木清
発行所: 講談社
2013/09/10第1刷発行
ISBN: 978-4-06-290207-6
定価: 1200円(+税)
106x151mm P.208

川西市立中央図書館/所蔵

哲学者・三木清氏による読書の遍歴および
読書法の本です。

徳冨蘆花の影響を受け、西田幾多郎など多くの
教授の思い出とともに、哲学を中心として多量の
書籍を紹介しています。

読書法は人それぞれ違いがあり、それを体得する
には良書を沢山読むこと、解説書よりは原典を、
翻訳書よりも原書を読むように薦めていますが、
翻訳書の軽視も否定しています。

古典は大事だが、新しい本も読み、広い知識を
身に付けることを求めています。

三木清氏は1945年に治安維持法違反で検挙され、
終戦後の1945年9月に獄中で亡くなりました。

特定秘密保護法が議論されている今、
三木氏の悲劇が繰り返されぬよう祈るばかりです。


タグ:読書法
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